FC2ブログ

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

バニシングin 60(イン ろくじゅう) 1974

今日はヤボ用をどーしても断れず、誘われてたアメ車の祭典へ行けなかったのでフラストレーションがたまって思わず見た映画のお話。

GI60S.jpg


21世紀になってリメイクされた60セカンズ※の元バージョンである。
この2本の映画、邦題は違えど原題はGone in 60 Secondsと同じであり、それには訳があるが長くなるので割愛。

損害保険調査員で構成された窃盗団は高級車ばかり次々と盗み続け、
その中の依頼車種であるこの映画の主役、黄色いムスタング・マッハ1にコードネーム”エレノア"と
名付け、何台か盗む機会を伺うものの、ナカナカ成功しなかった。

ELEANORとは女性の名前であり、この”エレノア”はマスタング マッハ1を組織的に盗むため、
リスト上名付けられた作品中でのマッハ1に対する呼称(コードネーム)である。

従って当然ながら窃盗リストに上がった他の車種も同じ様な女性名の呼称で呼ばれている。

ナンシーはパンテーラ、サンディはエル・ドラドと言った具合。
(2000年リメイク版ではシェルビー マスタング GT500もしくはそのレプリカ?)

ついでにフォード、シェルビーからは、”エレノア・ELEANOR"という名前のマスタングは過去、現在とも発売されていない。

迫力のカーチェイスは、とうとう"エレノア"を盗んでいる現場を警察に押さえられ、
その盗み出した”エレノア”で駐車場を飛び出すシーンから始まる。
撮影車両である、マスタング・マックワンは同一車両が最低限の補修を繰り返し受けながら
カーチェイスを続けたらしく、綺麗な状態からだんだんボコボコになっていくさまが見てて面白い。

途中でMACH・1が侵入したマツダ車販売店のシーンではサバンナ(RX-3)やカペラなど懐かしい日本車が登場する。

途中で登場するグッドイヤーの飛行船も当時を偲ばせるアイテムだ。

最終的にはコードネーム”エレノア”の略取に成功するのだが、その方法がなんとも大胆である。
ハリッキーさん、最高。
おまけにLA周辺の1970年代映像も楽しめた。
なんか、当分カーチェイスモノに走りそうな予感。

※リメイク版はつまんなかったのでコメントはありません。
最近、リメイク版で原版を超えるオモロイもんはありませんな。
スポンサーサイト

テーマ : アメリカ映画
ジャンル : 映画

陰陽師

IMGP1298.jpg
 夢枕獏の同名小説が原作。ストーリーには多数の実在したと言われる歴史上の人物、実際起きたと言われている事件が設定されているのでリアリティに富む。

 

野村萬斎演じる安部晴明と呪詛(じゅそ・スソ)合戦を繰り広げ、最後には早良親王の怨霊を150年の封印から解き放した、創作である敵役、道尊(演:真田広之)のモデルはおそらく当時晴明と対立した、芦屋道満(道摩法師)だろう。

 

彼は実在したと言われており、式神対決で晴明に敗れ、弟子になったとも追放されたとも言われている。

 

あの頃の陰陽師(陰陽寮)は簡単に言うと中央官庁の一つみたいなものだった。


天皇の執務に深く影響し、実は桓武天皇が早良親王の怨霊を恐れて長岡京から平安京へ遷都させた事件は陰陽師が深く関わっていたという説もある。

尚、度々登場する朱雀門は宮城(皇居)の正門に建立される門である。

そして安部晴明以降の陰陽道は長く続き、後の修験道の台頭や豊臣秀吉の弾圧があって多少の衰退はあったものの、近年になって法律で禁止されるようになるまで、何百年も続いていた。

最後に物語の中で安倍晴明が唱える呪文、「急急如律令(きゅうきゅうにょりつりょう)」を紹介する。
これは「律令(政令)が浸透するがごとく(如く)、急いで事を成し遂げよ」という意味である。
この言葉、元々は陰陽道での式使いや呪詛に限って使われたものではないので世間一般の人でも急ぐ時のおまじないとして心の中で唱えても問題ないと思う。(管理人はタマに使っています)

2009/02/16


突入せよ! あさま山荘事件

原作は元警察高級官僚である佐々淳行著作の「連合赤軍「あさま山荘」事件」。

これは昭和47年(1972)実際に起こった事件であり、映画は長野県警とのさつき山荘銃撃戦事件から始まるが、「浅間山荘立てこもり事件」とは、各地で闘争を繰り返し、体制側に追われた連合赤軍の犯人たちは山岳ベースと名付けたアジトで「総括」と称して本来ならかけがえのないはずの仲間たちへのリンチ殺人や処刑を繰り返して厳冬の榛名山から妙義山へと逃避行を続けた末に起こった事件である。

内容自体は実際の事件、実際に人質救出作戦に参加した元幹部が書いているので真実味は非常に出ているが、細部に渡っては推測や伝承で表現されてるであろう場面がある。そして、所轄警察である長野県警と警視(警察)庁の対立だけを引き立てることに固執し、いかにも装備が劣る長野県警の不手際で事件解決が長引いたような表現には不快感を隠せない。
解決が長引いたのは当該事件の警備捜査要綱を書いた後藤田正晴に原因があるだろう。
特に応援部隊(神奈川などの県警機動隊)の活躍も描かれていない。

本庁のお役人が書いたまさに自己満ストーリーである。

あれれ? 「事件は現場で起きているんだ!!」のドラマとなんか構図が似てるな。

と色々書いてしまったが、面白い映画である事は間違いない。

歴史を「たら」、「れば」で語ることは意味のないことだが、早くから銃器の使用の判断が現場責任者に任されていれば、射殺された犯人が殉教者になるのを恐れなければ、その後、国際社会からバカにされたり、連合赤軍に関する色々な事件や北朝鮮日本人拉致事件などが起きなかったりした可能性が高いんじゃないかな?

IMGP0283.jpg
浅間山

2008/02/19

八甲田山

 故・新田次郎のノンフィクション小説、「八甲田山 死の彷徨(ほうこう)」原作、そして、明治35年(1902)、現実に起こった八甲田山雪中行軍遭難事件が物語となっている。詳細は有名な映画や事件なのでネット検索すれば一杯出てくる。

ここからの発信としては「悪い事は重なるもの」ってことだろうか。
雪中行軍についての認識の甘さと装備の未完成さは元々雪中行軍とは来るべき日露開戦の準備のため、それらを調べ、研究するための演習なので「悪い事」には含まれない事をお断りしておく。

悪い事に神田(神成)大尉は雪中行軍の指揮を直前に任命された。(緊急の代替なので調査不足)

もっと悪い事に神田(神成)大尉は中隊長で下士官からの叩き上げの士官(これ以上は昇進出来ない)で、山田(山口)少佐は大隊長で陸軍士官学校卒のエリート(今で言う官僚コース)が倉田(倉石)大尉などの同格大隊付けエリート士官たちを引き連れ随伴してくるんで、たまった物ではない。

映画の中では進藤(佐藤)特務曹長の春にブナの木に付けた傷を発見したとの誤情報を山田少佐が信用して作戦を変更してしまうシーンや田茂木野部落の案内人を勝手に断って雪中行軍部隊に号令を掛けるシーンなどで表現されている。実際はあんな派手に号令など掛けてないと思うけど。
人物の(カッコ)内は実名。

そして、もっともっと悪い事には明治35年1月25日は大暴風雨雪(今で言う寒冷前線)が南下して日本最悪の気象条件。旭川ではマイナス41度という途方もない超低温を記録。確かこの記録は今日現在も破られてないと思う。(未確認)

物語終盤で雪中行軍を無事成功させた弘前31連隊の徳島(福島)大尉が案内人たちに報奨金として五十銭銀貨を与えるシーンは実際の上映ではカットされたものだ。ビデオ版では特別映像として最後にカットシーンだけ入っていた。

原作のあとがきでは著者が八甲田取材で現地に宿泊中、氷に覆われた兵士が何人も夢に現れ、「私は何処其処の何某です。私の事を書いてください。」と懇願したそうだ。実は「私の事」じゃなくて、「本当の事」じゃないかと思えるくらい原作は創作が多い。しかし、八甲田山はアレじゃなくちゃつまんない。

当時の流行語は「天は我々を見放した!」だった。
管理人にはその後に続く言葉が感動的なセリフ。

A15568.jpg


2009/01/25

男達の大和

一人で映画鑑賞にわざわざ出かけた。なぜか手元にはタダ券が一枚。期限は12月末。勿体無いから使うのである。

元々が下士官のお話とあってなんかこじんまりして終わってしまった。「丸」の体験者特集なんかの記事をそのまま映画化したような感じ。かつての「連合艦隊」みたいな壮大なお話とはちょっと違う。逆に映像は迫力があった。特殊映像と実物大のセットを掛け合わせて現代ならではの迫力があった。

思想は別として、元「大和」搭乗員の証言を生かして細部にわたって再現されている。別にオレは軍史オタクではないので深いところまでは良くわからんけど。水葬のシーンなんかは今まで文字から想像することしか出来なかったが、あんな風にやっていたのか・・・。「旭日旗に包まれた戦死者の遺骸を・・・」なんてくだりを読むと軍艦てのはそんなにたくさんの旗を準備してるのかなーなんて思ってた。

ちょっと違うかなって思ったのは「戦争へ行く」ってのはケンカやでいりとは違うってこと。面子のため、愛する者のために・・。とか死んでいった友達のために・・。とかではない。

確かに感情論ではやられる(連合軍と言う勢力に)ことは悔しいし、ましてや、昨日まで酒を酌み交わした連中なんかが、ばんばん死んで行ったり、内地で空襲で死んだ家族の悲報を聞けば、「やってやる!!」って気になるのは良く解る。オレも多分然りである。しかし、それは「戦時」で通用する事であり、「平時」と言う状態でその事ばかり取り上げるのは良くない。

「戦争に行く」って事、すなわち兵役は納税と同じ国民の義務だ。それは戦前や、戦後である今の世にも言えることである。

2005/12/21
プロフィール

jiro_0010

Author:jiro_0010
Garage JUNK BOX管理人

カレンダー
11 | 2018/12 | 01
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
FC2カウンター
最新記事
カテゴリ
月別アーカイブ
最新トラックバック
Powered By Garage Junkbox
※この時計の時刻は、閲覧しているパソコンのものであり、必ずしも正確な時間とは限りません
最新コメント
検索フォーム
リンク
QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。